☆地震対策☆複合機もお願い!!
千葉県で最大震度5強の揺れを観測した地震には驚かされましたね。早朝4時頃、熟睡していた私も緊急地震速報の音と共に飛び起きました。その後の数秒の大きな揺れに子供を守らなければいけないし、やはり恐怖を覚えました。幸い今回の地震で行徳近郊は、大きな被害もなく済みましたが、地震により、被害に遭われた皆様には一日も早い復旧を願いつつお見舞い申し上げます。
地震国の日本ではいつも恐怖と隣り合わせで、不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?被害を最小限にする為に地震対策をできることから始めてみませんか?今回は、オフィス内で見逃しがちな複合機(コピー機)の転倒や移動を防ぐための対策についてご紹介いたします。実は、東日本大震災の時、以前勤めていた会社の複合機が店舗入口のドア方向にスーッと移動していったのです。ガラスを割ってはいけないと必死で、おさえたのを覚えています。それでは、どんな対策があるか見ていきましょう。
地震発生時のいろいろなケースを想定して耐震対策をしておくことが求められていますが、家具や什器類の転倒・移動により負傷する人も少なくありません。 普段は動かない複合機も、地震による強い揺れがあった場合、動いたり、倒れたりして、周囲にいる人や物に被害を及ぼしたり、避難経路を塞いでしまい二次被害につながったりする可能性があります!!
こんなことも起きるんです((+_+))
地震でオフィスが散乱。複合機も倒れて・・・
地震の揺れで、複合機が動いてきた!!
地震が起こる前の平常時にこそ、被害をなるべく減らす・軽くするための対策を行うことが重要です。
①アジャスターで固定する
複合機に備え付けてあるアジャスタ―(すべりどめ)は、必ずすべての個所(給紙デスクの場合は4か所)を床面に固定してください。下図のようにアジャスタ―は床面に確実に接するまでロック方向に回して固定します。
オフィスの模様替えなどで機器を少し移動させるような場合には、アジャスターを解除方向に回して、床面から離したうえ、移動させてください。(移動後は、アジャスターを元どおりロックして、機器が移動しないように固定してください。)
壁に近い場所では
②耐震ストッパーをつける
タイルカーペットやPタイル(プラスチックタイル)の上に設置されている、壁から遠くに離れた複合機は、複合機専用の耐震ストッパー「キャスト・イット」を付けることができます。複合機のキャスター部分に取り付けると、地震による揺れが発生した際、キャスターに適度なブレーキがかかり、転倒・移動を抑制することができます。工具や接着テープ等は必要ないため、メンテナンスや配置換えなどの移動時は着脱可能で便利です。
複合機専用の耐震ストッパー「キャスト・イット」 |
複合機のキャスターを取り囲むように置いてフックを装着します。 |